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インプラント治療中の歯がない期間はどうするの?

名古屋市の栄にある高山歯科室です。

欠損した歯の代わりとして行う治療の中でも人気の高いインプラントですが、一時的に歯がなくなる期間があります。

今回は、一時的に歯がなくなる期間や、その期間どう補うか、注意すべき点などを詳しくご紹介していきたいと思います。

▪️治療中の歯がない期間はどれくらい?


結論からお伝えすると、インプラント治療で歯がない期間は26ヶ月です。

26ヶ月と、人によって期間が大きく異なるは顎の骨に関係している傾向にあります。顎の骨に厚みがあり、丈夫な方は歯がない期間が短くなり、逆に顎の骨が薄い場合は骨造成を行う必要も出てくるため、期間が長くなる傾向にあります。

▪️なぜ歯がない期間が存在する?

インプラント治療で意外と勘違いされやすいのですが、欠損した箇所にインプラントをそのまま入れるといったイメージをお持ちの方もいるのではないでしょうか?

そうではなく、インプラントは3種類または2種類の構造に分かれています。



3種類の場合】ツーピースタイプ

・インプラント体、フィクスチャーとも呼ばれる(人工歯根)

・アバットメント(支台)

・上部構造物(人工歯)

2種類の場合】ワンイースタイプ

・インプラント体とアバットメントが一体化した構造

・上部構造物(人工歯)

 

つまり、そのままインプラントを入れるのではなく、まず、人工歯根であるインプラント体を顎の骨に埋め込む手術を行い、インプラント体が骨に結合し、馴染んで体に適応するまでに時間が必要となります。

その後、アバットメントや人工歯である上部構造物を装着するため、必ず骨に結合し馴染むための待機期間が存在してしまします。

▪️歯がない期間はどうする?

インプラント期間中の歯がない期間はそのままない状態で過ごすのではなく、仮歯や入れ歯を入れ、一時的に対応することが多いです。主に使用される方法を紹介します。

①インプラント体を使用して仮歯を作る

これは一般的な方法で、インプラント手術で入れ込んだインプラント体を利用し、仮歯を取り付けます。

インプラント体とは、インプラント治療の際に、歯が抜けた部分に打ち込むネジのような物で、メーカーごとに製造されているため様々なタイプが存在します。

②隣接する歯を利用して仮歯を作る

インプラント体が骨に結合し馴染むまでの期間、隣接する歯に接着剤で取り付ける方法があり、これはインプラント体への負担を軽減しつつ、歯の機能や見た目を維持することができますが、接着剤で固定しているため、取れやすいといったデメリットもあります。

③一時的な入れ歯を作る

これは主に、複数箇所を一度にインプラント治療したなど、上下の噛み合わせといった全体的なバランスを保つ場合に適しています。

しかし、通常の入れ歯と仕組みが異なるため、見た目が不恰好になりやすいデメリットもがあります。

▪️歯がない期間に仮歯や入れ歯は絶対必要?

歯がない状態で放置することは様々なデメリットに繋がります。歯の機能を代用する上で仮歯や入れ歯は入れておく必要があります。

歯がない状態では、他の健康的な歯に負担をかけるだけではなく、隣接する歯が、歯のない空いたスペースに移動し始め、歯並びや噛み合わせが乱れる恐れもあります。

その他では、細菌や咬合圧、その他の様々な刺激から患部を保護する必要もあり、インプラント体が安定する前に細菌感染を起こし、炎症を起こしてしまうと、インプラント体の結合を阻害する原因になってしまいます。

また、咬合圧や様々な刺激が、インプラント体に直接かかることで、その周辺組織にも負担がかかるため、仮歯などで蓋をすることで、保護する役割も担ってくれます。

それに、見た目や滑舌と言った部分でも、社会生活を送る上では重要な要素となるのではないでしょうか。

▪️歯がない期間に注意することは?

仮歯や入れ歯があるからといって、元々のご自身の歯のように何も気にせず過ごすのは避けましょう。もちろん過剰に心配する必要はありませんが、トラブルを避けるためにも、インプラント治療中の仮歯や入れ歯がある時の対処をしっかり理解しておきましょう。

①強い力を加えないよう注意

仮歯に強い力を加えてしまうと、仮歯が破損や脱着する恐れ、インプラント体へ必要以上に負荷がかかってしまい、インプラント体と骨の結合が上手く進まない可能性もあります。

インプラント治療中の仮歯は、あくまで仮の歯であり、一般的な被せ物とは使用目的が異なるため、強度も劣ります。

②仮歯周囲の汚れに注意

インプラント治療中の仮歯は、歯科用プラスチックのレジンで作られています。セラミックなどに比べても汚れが付着しやすく、溜まりやすいのが現実です。

仮歯の周りに食べかすやプラークが溜まると、感染症のリスクが高まり、感染症を引き起こしてしまえば、インプラント治療が失敗に終わる可能性まで高めてしまいます。

しっかりと歯科医師、歯科衛生士のアドバイスを参考にし、丁寧なブラッシング、歯間ブラシやフロスといった補助用具、口腔洗浄液を活用するなど、日々意識して清潔に保つよう心がけましょう。

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