こんにちは。 名古屋市中区栄にある高山歯科室 院長の高山です。
インプラント・歯周病治療では外科処置が伴う場合があります。
そのため治癒の障害や術後感染という面で糖尿病がコントロールできているかは非常に重要です。
糖尿病患者さんの歯の周りの歯周ポケット内の内縁上皮は健康な人に比べて厚みが薄く歯周病原菌の侵入・感染に対して脆弱です。
また、手術を行った際の血管の再生や、血流などにおいては糖尿病のかたは不利になっています。
血糖値正常は、８０〜９９mg/dl、HbA1c 5.9%以下です。
外科処置を行う上で、HbA1c 7.0%以下、血糖値１００〜１４０mg/dl以下にコントロールされていれば望ましいです。
血糖値は周術期のみならず、予後にも影響しますのでメインテナンスに入ってからもコントロールが必要です。
