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歯肉が下がるのは不整歯列(悪い歯並び)が原因

名古屋市中区栄、高山歯科室、歯周病専門医の高山です。

歯肉が下がっていくのは悪い歯並びが原因です。

 
歯肉の退縮

歯肉退縮は不正咬合が原因です。

歯列不正で歯の位置が唇側(歯の表側)に倒れていたり、位置がずれていると25才以降30才代から歯肉は下がります。

そうなる前の一番の治療法は矯正歯科です。歯ブラシの仕方などを変えても改善しません。これが歯肉の厚みが薄いタイプだと顕著に下がります。

治療法は、矯正治療、下がった歯肉の位置移動術と再生治療で改善できます。

歯肉退縮に矯正と再生治療を行った

矯正治療と再生治療により歯肉退縮の改善

本症例の詳細
治療期間:矯正治療1年6ヶ月
     歯周再生手術後治癒まで2週間
治療費用:矯正治療費 800,000円
     歯周再生手術、歯冠側粘膜移動術 250,000円
治療のメリット:本来抜歯適応の歯牙の保存ができた。
治療の今後:粘膜が薄いタイプのため矯正の後戻りが発生した場合歯肉の退縮が起こる可能性がある。
      術後の口腔衛生状況が悪化した場合、歯周病が進行する可能性がある。
      定期的なメインテナンスが必要である。