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インプラント・ブリッジ(オールオン4/オールオン6)

名古屋市中区栄、高山歯科室、歯周病専門医の高山です。

多数歯の欠損の患者さんには、オーバーデンチャー(インプラントで入れ歯を維持する取り外し可能な入れ歯を支える)もしくは、インプラントブリッジ(数本のインプラントで大きなブリッジを固定)をすることができます。

オーバーデンチャーの利点は、インプラント手術本数が少なくていい点と費用が抑えられる点です。
オーバーデンチャーの欠点は、入れ歯の義歯床が粘膜を覆う所と取り外し式という点です。

インプラントブリッジの利点は、固定型のブリッジで取り外しの要らないことと、粘膜を覆わないことです。
インプラントブリッジの欠点は、ある程度のインプラントの本数が必要が必要となり、インプラント手術とインプラントの上部構造(ブリッジの部分)の費用が入れ歯に比べて必要となります。

インプラントブリッジ

インプラントブリッジを装着、無歯顎でインプラントにて治療

治療の詳細:
治療期間:顎骨の状態骨の造成手術を必要とする場合は、11ヶ月程度。骨造成手術を必要としない場合は2カ月から4ヶ月
治療費用:一顎無歯顎で骨造成手術などを必要としない場合2,500,000円程度
治療の予後:定期的な検査と定期的なメインテナンスが必要です。
      上部構造は人工物ですので破損などのリスクはあります。破損の際は上部構造の製作治療が必要となります。口腔衛生状況が悪い場合インプラント周囲炎になり再治療が必要です。