愛知県名古屋市栄の高山歯科室です。
歯の治療で金属色のかぶせ物(クラウン・ブリッジ)、詰め物(インレー)を入れている方は現在も多く見られます。
保険の診療中心の日本では外国に比べて多いのが現状です。
日本でも、保険診療で、CAD/CAM冠、CAD/CAMインレーが導入され、強度においては問題があるにしても歯の色で
クラウン、インレーは入れることが可能になってきました、まだ、歯の細かな色は再現することは出来ません。なぜなら
削り出しをするブロックが単色であるからです。
また樹脂であるために、摩耗、破折等のリスクがあり、歯の色とは言いがたい白さですがピーク冠というものも導入され
ました、欠点としては外れる事が考えられます。
保険外では、2006年から高山歯科室で導入していますが、ジルコニアを使用したかぶせ物、詰め物があります。これは
歯のグラディエーションを再現したり、蛍光色効果にて自然な歯の色に見せることも可能です。
強度としては、金属のかぶせ物レベルです。
破折のリスクを許容できるようであれば、ジルコニアにセラミックを焼き付け更に自然に見せることも可能です。
また、e-maxというガラス系の素材も歯の色の再現性には優れています。
ジルコニア、セラミック、e-maxともにプラークの沈着を抑えて、生体親和生が高いため、アレルギーのある方にも安心
です。こうした理由で、歯の生えているかのように見せる、ブリッジに向いています。
![ジルコニア補綴](http://takayamadental.com/wp-content/uploads/2020/03/95bd2cef7a619663bd1bcc003d768244-300x200.jpg)
ジルコニアセラミックのブリッジ
![ジルコニア補綴物](http://takayamadental.com/wp-content/uploads/2020/03/a0fa036a27a11ac2335ec98e91990695-300x200.jpg)
ジルコニア補綴物
![ジルコニアブリッジ術後、顎骨の再建前](http://takayamadental.com/wp-content/uploads/2020/03/b064340e7343df8424545280fb08f7ad-300x200.jpg)
ジルコニアブリッジ術後、顎骨の再建後
インプラントはインプラント周囲炎を考慮してほとんどのケースはジルコニアを使用した上部構造を装着しています。
![インプラント補綴完了](http://takayamadental.com/wp-content/uploads/2022/06/cc61eab7866c303434debc9581a451e6-300x200.jpg)
インプラント上部装着時、補綴物(上部構造)はジルコニアセラミックです。ジルコニアセパミックはプラークの付きにくい材料です。
![自然な歯のようなインプラント](http://takayamadental.com/wp-content/uploads/2021/10/6f1e0566c08d80d12e1273acf7d844e8-300x200.jpg)
歯を抜歯する前に粘膜を矯正にて回復し後抜歯した粘膜