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インプラント治療は痛い?痛みの原因、期間、ピークは? 

名古屋市の栄にある高山歯科室です。

インプラント治療を検討している方は痛みに不安を感じている方が多いのではないでしょうか?

そこで今回はインプラント治療中での痛みのタイミングや期間、原因、ピークといった内容で詳しくご紹介していきたいと思います。

 

▪️実際インプラント治療は痛い?


結論からお伝えするとインプラン治療中は痛みを感じるタイミングもありますが、手術中は基本的には痛みは感じません。

手術中は局部麻酔を使用するため、麻酔が効いている間は痛みを感じることはありません。

ただし、麻酔の効き目には個人差があり、途中で麻酔がきれ痛みを感じる場合もありますが、追加で麻酔を投与すればまた痛みはおさまるのでご安心下さい。

当院では「静脈内鎮静法」と言う点滴麻酔をおこなっているので、眠っているような感覚で手術が終わります。

どうしても痛みに抵抗があったり、手術に恐怖を感じる方は、静脈内鎮静法という選択肢も視野に入れましょう。

 

▪️インプラント治療中に痛みを感じるタイミングは?


インプラント治療中で痛みを感じるタイミングはいくつかあります。

個人差などもあるので、必ず痛みを伴うということではありませんが、痛みを感じやすい場面をわかりやすく「手術中、手術直後、手術後」の3つに分けてご紹介します。

 

・インプラント手術中

先ほどお伝えした通り、手術中は麻酔を行なっているため基本は痛みを感じることはありませんが、痛みを感じる場合もあります。原因は個人差で、麻酔がきれるタイミングが早かったり、麻酔の効きが悪かったりすると一時的に痛みを伴う場合があります。麻酔の効き方や持続時間には個人差があることを理解しておきましょう。

また、局部麻酔を行う際は歯茎に注射を行います。注射を行う時には刺すような痛みを感じるため、注射や痛みに弱い方は表面麻酔を行うことで痛みを回避できます。事前に歯科医師と相談して決めておきましょう。

 

・インプラント手術の直後

手術直後は麻酔がきれるタイミングで痛みを伴う場合があります。

インプラントの手術は歯茎を切開し、顎の骨に穴をあけていため、個人差で痛みに強弱はありますが、痛みや違和感が出やすいのは事実です。

しかし、麻酔のきれるタイミングを想定して、痛み止めを処方する歯科医院がほとんどです。

この痛みは2~3日程度、長くても1週間程度で引きますが、痛み止めを服用して経過観察をおこなっていきます。

もしも痛み止めで痛みが治らなかったり、1週間以上痛みが続く場合は必ず歯科医院に相談するようにしましょう。

 

・インプラント手術後

インプラント埋入の際に歯茎を切開するため、術後に縫合を行います。縫合した傷口部分に痛みが発生しますが、痛み止めを服用していればほとんどの場合痛みを感じることはありません。

10日程度経過後でこの縫合部分の抜糸を行います。この時に縫合部分の歯茎を触るため、痛みを感じる場合があります。

痛みに弱い方は歯科医師に相談して麻酔を行うなど対処しておきましょう。

抜糸が終わると、インプラント体と顎の骨が結合するのを待つ待機期間に入ります。待機期間中は特に問題が起きていなければ痛みを感じることはありません。

ただし、切開して傷口が完治するまでには1ヶ月程度かかるため、完治する前に傷口に強い刺激が加わると痛みを感じる場合があります。

食べるものやブラッシングの力加減などに注意して強い刺激を与えないよう心がけましょう。

また、口腔内環境を清潔に保つことも意識しましょう。口腔内が不衛生な場合、細菌感染のリスクが高まり、感染によって腫れや痛み、インプラントと顎の骨がうまく結合できないといった原因に繋がります。

 

▪️インプラント治療で痛みのピークは?


所々痛みを伴う場面はありますが、術後の2~3日が痛みのピークと言えるでしょう。

インプラントは外科的な処置を行うため、どうしても痛みや腫れを伴うことが多く、もしインプラントを入れる本数が多い場合や、骨造成を伴っている場合は痛みが長引く傾向にあります。

事前に理解しておきましょう。

 

▪️まとめ


いかがだったでしょうか?

実際、インプラント治療には個人差があるものの、痛みが伴うことは事実です。

しかし、インプラントの痛むタイミングを理解し、痛みに弱い方は歯科医師としっかり相談し、対処することで痛みを軽減できることができます。

インプラント治療の痛みに不安を感じている方がこの記事を見て少しでも不安を和らげることができたなら嬉しく思います。