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インプラントのための種々の骨造成手術

インプラント治療を必要とする状態は、歯周病、入れ歯の装着によって骨の量が減少して痩せている事がほとんどです。

当院において骨量を増大するために行っている骨造成手術を紹介します。様々な方法で骨の再建を行っていま

す。骨の量が少ないのでインプラント治療が出来ないとお考えの方はご相談ください。状態に適した骨造成法を

行います。また骨造成法を応用して骨密度の低い方の骨密度の改善も行っています。

A.上顎の臼歯部で上顎洞に対して骨造成を場合

 1.上顎洞底挙上術

 2.オステオトームテクニック

B.自家骨を主に使った骨造成

 1.ブロック骨移植

 2.骨の壁を使った骨造成術(ドイツ クーリー先生手技)

C.チタンメッシュを使った骨造成

D.チタン膜を使った骨造成

E.吸収性膜を使った骨造成

F.非吸収膜を使った骨造成

G.骨を拡大(スプリットクレフト、Denseh Bar )

 顎の骨が無いため、また骨密度が低いためにインプラント治療が出来ない方は、顎骨の状態を改善する治療が

必要です。

 インプラントで前歯を自然に歯があるように見せるためにも顎骨が充分あることは必要です。

また、長期渡ってインプラントと歯肉の高さを維持するためには最低1ミリ以上、出来れば2ミリ以

上のインプラント表面の骨の厚みが必要とされています。これは歯においても表側の歯肉の退縮(歯肉の下が

り)は起こりやすくインプラントも同様に表側の骨の吸収、歯肉の退縮(歯肉の下がり)が起こるリスクが高い

からです。

 ただ、ある骨にインプラントを入れていくだけでは将来の安定が得られない場合があります。

そのため、インプラント治療を計画する際、充分な骨があるかは非常に重要な内容になります。