名古屋インプラントクリニック高山歯科室です。
矯正治療中や治療後に「少し老けた?」と、感じたり、前の顔写真と比べても確かに老けたと感じる方は少なからずいるのではないでしょうか?
矯正治療は顔の印象を良くするために行う方もおり、せっかく治療したのにマイナス方向に容姿に現れるのは避けたいのではないでしょうか?
今回は、矯正治療の老け顔について詳しく紹介していきます。
▪️矯正治療で顔が老けるのは事実?
矯正治療を行うことで直接的に皮膚に影響を与えて老けることはありません。
しかし、矯正治療が原因で口元の印象が変わったり、老けて見えることは実際にあります。
ではどのような原因で引き起こされているか詳しく見て行きましょう。
・抜歯を伴う矯正治療
抜歯が必要な矯正治療の場合は特に印象が変わりやすい傾向にあります。
抜歯矯正は歯の並びを綺麗に整えやすく、口元を後退させ、Eラインが綺麗に見えるといったメリットがある反面、口元が後退し過ぎてしまうと口元が引っ込みすすぎて、老けた印象を与える場合があります。
・出っ歯の方が矯正治療を行なった場合
出っ歯の場合、出っ歯によって元々口元が突出しており、口周りの皮膚が引っ張られた状態になっているケースがあります。
矯正治療で出っ歯が改善されると口元が後退した状態になり、引っ張られていた皮膚に余裕ができてしまいます。
この影響で、ほうれい線が濃くなった印象を受ける場合があると言われています。
・噛み合わせが整った
噛み合わせが正しくない場合、普段から咬筋に過度な負担がかかった状態にあります。
この状態が続くことでエラ張が起こっている可能性があり、噛み合わせが整うことでエラ張が改善された結果、咬筋への負担が減り、頬がこけて見えたり、面長になった印象を与える可能性があります。
・ワイヤー矯正の場合
ワイヤー矯正では噛み締めることが難しくなるため、治療期間中は表情筋が衰える可能性があります。
表情筋が衰えると、頬がこけて見え老けた印象を与える場合があります。
※ワイヤー矯正治療終了後は矯正装置が取れるため、通常通り噛み合わせが行えるので、徐々に表情筋は戻ります。
▪️まとめ
いかがだったでしょうか?
実際に矯正治療で顔が老けて見えるといった場合は稀にありますが、必ず老けて見えるといったことはありません。
お伝えしていたとおり、直接的に皮膚に影響を与えるのではなく、歯並びが整い、本来あるべき位置に歯が動いたことで今までの顔の印象が変わったり、噛み合わせが悪くて使いすぎていた顔周りの筋肉が正常になったことによって筋力が以前よりも衰え、老けて感じると言うことです。
しかし、このような顔のバランスの変化は矯正治療の過程で必ず起こり、元々の顔つきや歯並びによっては大小はあるものの、良くも悪くも容姿に印象の変化を与えます。
矯正治療で老ける可能性があるなら歯並びが悪いままでもいいと思う方もいるかと思いますが、諦めず知識や技術、経験豊富な歯科医院にしっかり相談しましょう。
歯並びを改善しないことで、将来的に大きなトラブルに繋がる場合もあります。
容姿だけにとらわれず、ご自身で判断するのではなく、様々な可能性やメリットデメリットをプロに判断してもらうことをおすすめします。
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