インプラント不具合(トラブル)
末期的な状態に陥っていなければリカバリーが可能な症例が多いです。
末期的状態とは、インプラント体が破損している場合です。
または周辺骨のほとんど失わた場合で処置としてはインプラント除去になります。
注意点は症状は歯に似ていますが、動揺して咬むと痛いという状態はあまりありません。
咬んでいたい、歯が動揺する場合は骨の殆どが失われています。
- インプラント周囲炎
インプラント周辺の炎症のため骨吸収がある。
歯周病に類似するが、歯の動揺はほとんどの骨が吸収して無くならないとおこらない。
- インプラント周囲粘膜炎
インプラント周囲粘膜に限局した炎症。
不適合な上部構造によってもおこる*インプラントメーカーごとに適した対応が必要
- インプラント周囲粘膜の退縮
上部構造の不適合、インプラント埋入位置によってもおこる。
- インプラント上部破損
咬合状態が良くない。
*インプラントメーカーごとに適した対応が必要
- インプラント上部の緩み
ネジの緩み、上部の不適合、咬合力によっておこる。
ネジが破損する場合もある。
*インプラントメーカーごとに適した対応が必要
- インプラント上部不適合
粘膜、骨と調和が取れていない場合など。
*インプラントメーカーごとに適した対応が必要