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インプラントの失敗例と原因

 

名古屋インプラントクリニック高山歯科室です。

インプラントが失敗に終わってしまうケースは多々あります。

治療後のケア不足による失敗は多々ありますが、医師が原因になる場合も少なからず存在します。

今回は失敗例を踏まえて原因を紹介していきたいと思います。

事前に失敗例を知ることで将来インプラント手術を受ける方の不安や後悔が減るのではないでしょうか?

 

▪️インプラントで失敗する主な原因4


・インプラントが固定されない

インプラント手術でインプラントを埋入しても骨とインプラントがうまく固定されない場合があります。

インプラントは骨と結合することで咀嚼能力が機能するのですが、結合されていなければ噛むことはできないだけでなく脱落を招いてしまいます。

インプラントが固定されない原因としては、インプラントを埋め込む位置や深さが適切でなかったり、インプラントが顎の骨を貫通してしまったり、ドリルによるオーバーヒートなどが考えられます。

「ドリルによるオーバーヒート」インプラント体を埋入するために顎の骨に穴を開けますが、ドリルの摩擦熱によって骨が火傷(熱傷)してしまう状態のことを指します。

 

・インプラント周囲炎

インプラントが細菌感染を起こすと天然の歯より炎症や進行が早くなる傾向にあります。

インプラント周囲炎は医師側に原因がある場合もありますが、治療後のメンテナンス不足によるものが多く、患者さん自身が防ぐ必要があります。

日々のケアと定期的なメンテナンスを怠らず、治療後も医師と二人三脚で予防していくことが重要です。

医師が原因の場合は治療を行う環境(部屋や器具など)の衛生管理が十分でなかったり、歯周病治療が不十分にも関わらインプラント手術を行なった場合などがあげられます。

 

▪️長引く痺れや腫れ、痛みの症状

治療後すぐに症状が現れることはあり、ピークは34日ほどで長くても1週間から10日で自然と症状は治ります。

治療後には痛み止めが処方されますが、服用しても痛みが治らなかったり、

症状が10日以上続くようであれば注意が必要で、治療が失敗している可能性がでてきます。

症状が治らない原因はインプラントが適切な位置、深さ、角度で埋入されておらず神経を損傷してしまっている場合や、治療環境が悪く細菌感染によって炎症が起きているなどが考えられます。

 

▪️人口歯が外れる、破損する

インプラントは日々のケアやメンテナンスを行うことが大前提にはなりますが、適切な治療が行われていれば長く使用することができます。

しかし、使用しているうちに人工歯が外れたり、破損することもありますが、医師側のミスで起こることもあります。

噛み合わせの調整が適切でない場合は特定の歯に大きく負担をかけてしまい外れたり破損につながります。

またアバットメントを十分に締めていなければ人工歯が外れることがあります。

ただし、アバットメントの場合は何らかの理由で問題が起こった時にわざと外れるよう緩く締めている場合もあるため、一概に失敗とは言えません。

 

▪️インプラントの失敗を避けるためには?


もちろん日々のケアやメンテナンスを行うことは大前提にはなりますが、医師側の失敗は避けられないと思う方は多いかもしれません。

しかし、歯科医院を選ぶことでリスクの回避は行えるのではないでしょうか?

治療なんてどこで受けても一緒でしょと思われている方もいると思いますが、インプラントは各医院によって全然違い、取り扱っているインプラントメーカ、検査に使用する機器の種類、治療に使用する機器の種類、衛生環境、医師の経験、知識など大きく異なります。

安いから、よくネットで目にするから、など安易に歯科医院を選ばず、しっかり調べた上でインプラントが得意な歯科医院を選びましょう。

当院のインプラントについてはこちら》》》

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