名古屋インプラントクリニック高山歯科室です。
インプラント周囲炎はインプラント治療を行った方であれば誰でも発症リスクのある病気です。
必ず発症する訳ではありませんが、日々のケアや定期メンテナンスを怠ることで、リスクは高まります。
今回は、そんなインプラント周囲炎の症状や原因について詳しくお話しして行きたいと思います。
▪️インプラント周囲炎とは?

インプラント周囲炎は、不適切な口腔ケアや歯科医院での定期メンテナンスを怠ることでインプラントの周囲で細菌が繁殖し、歯垢や歯石として蓄積することで、炎症を起こし、そのまま放置してしまうことで炎症が進行してインプラントを支えている骨まで悪影響を与えます。
初期ではインプラント周りに軽い炎症や赤みを発生させ、腫れが見られる場合もあります。
痛みはほとんどなく、自覚症状もないまま進行する可能性があります。
しかし、この段階で適切な処置が行われなければ炎症はどんどん進行し、骨の吸収やインプラントの脱落に繋がる可能性があり、極めて厄介な病気です。
▪️インプラント周囲炎の初期症状

インプラント周囲炎の初期症状では痛みがほとんどなく、症状も軽度のため気づきにくいのが現状です。
そのため、ご自身だけでななく歯科医院による定期メンテナンスにて歯科医師の判断が重要になり、ご自身で気づけなくても歯科医師であれば初期症状を見極めることができます。
インプラント周囲炎の初期ではまずインプラント付近の歯肉は赤くなり、腫れを確認できるようになります。
その後、歯磨きや食事で軽い出血が確認できるようになりますが、この段階でもほとんど痛みを感じないケースが多く、ご自身だけの判断ではそのまま見過ごしてしまうことは少なくありません。
その他では口臭が気になるようになったり、インプラント付近の歯肉が徐々に退縮してインプラント自体が通常よりも露出してしまう場合もあります。
初期症状を見逃し、そのまま放置してしまうと進行が徐々に早まり、インプラントを支えている骨の吸収が起こってしまいインプラント自体機能をなさなくなる。
あるいは、インプラントの脱落へとつながります。
インプラント周囲炎を避けるためにはセルフケアと定期メンテナンスが重要ですが、ご自身ではしっかりセルフケアできているつもりでも不十分の場合も多々あります。
しっかりできているからと過信するのではなく、定期メンテナンス時に都度ケアの指導を受けることも重要です。
▪️インプラント周囲炎の進行度合い

①インプラント周囲炎粘膜炎(軽度)
初期症状で話した通り、歯肉に軽い腫れや出血が確認できるようになり、痛みはほとんど感じません。
②インプラント周囲炎(中等度)
インプラントを支える骨の骨吸収が進行し、インプラントの土台である骨が減少します。
状態によっては、インプラント体の金属部分の露出や膿、口臭の悪化、痛みを伴う歯肉の腫れといった症状を引き起こし、危険な状態と言えます。
③インプラント周囲炎(重症)
インプラントを支えている骨の骨吸収はさらに進行しており、インプラントがぐらつく(動揺)まで至ります。
金属部分のさらなる露出や膿、口臭、痛みは引き続き起こり、最悪インプラントの脱落が起こったり、状況によってはインプラントの撤去が必要になる場合もあります。
▪️インプラント周囲炎の原因は?

主なインプラント周囲炎の原因は、口腔内のバイオフィルム(歯垢)の蓄積や不適切な口腔ケアやケアの怠りで、口の中で細菌感染を起こし繁殖して炎症を引き起こしてしまうことです。
その他では喫煙によって口腔内環境を悪化させインプラント周囲炎のリスクが高まったり、糖尿病などの病気によって感染に対する抵抗力の低下、インプラントが正しい位置に埋入されていない場合でもインプラント周囲炎発症の原因になり得ます。
▪️インプラント周囲炎セルフチェック

定期メンテナンスを怠っていなければ余程心配する必要はありませんが、定期的にご自身でもチェックしてみましょう。
☑︎インプラント付近の歯肉は赤く腫れていないか
☑︎ブラッシング時や食事の際に出血がある
☑︎口臭が気になる
☑︎炎症部分がやわらかい
☑︎歯肉の腫れや膿の溜まり、あるいは膿が出ている
☑︎インプラント周囲に痛みを感じる
☑︎歯肉に後退が確認できる
☑︎インプラントの金属部分が露出している
☑︎歯肉に小さな出血班が確認できる
☑︎インプラントがぐらつく
上記症状が確認できた場合は歯科医院で詳しく診てもらいましょう。
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