名古屋インプラントクリニック高山歯科室です。
歯科医院ではレントゲン撮影が行われることはご存知だと思います。
虫歯治療での撮影はもちろん、定期検診でも撮影を行うことがあります。
しかし、患者さんの中には、
虫歯治療の際に一度撮影しているのに定期検診で撮る必要ある?
費用かかるし、頻繁にレントゲンを撮らないで欲しい!
と考える方も多いのではないでしょうか?
また、お子様のレントゲン撮影の際には、「レントゲン=放射線」のイメージがあり、お子様が心配といった声も稀に聞きます。
そこで今回は、歯科医院で行われるレントゲン撮影についてや、放射線の安全性についてお話しして行きます。
▪️そもそもレントゲンで何がわかるの?

歯科医院で行うレントゲンでは様々なことがわかります。
虫歯の有無や虫歯がどの程度進行しているか、歯の根っこの形状から本数、神経が残っているかどうか、肉眼では見えない歯茎に覆われた位置にある歯石、顎の骨の状況まで様々な口腔内状況が確認できます。
歯科医師だからといって肉眼だけで患者さんの口腔内が全てわかるわけではありません。
しっかりとした治療を行う上でもレントゲンはなくてはならない存在です。
意外かもしれませんが、患者さんが痛みを感じている歯よりもレントゲンを確認してみると、別の歯の方が虫歯が進行していたりするケースもあります。
▪️定期検診でのレントゲンは必要ないのでは?

虫歯治療や、初診時にレントゲン撮影が必要なのは理解できるけど、最初に撮ったレントゲンがあるのに定期検診で撮る必要はないのでは?・・・と思われるかもしれません。
もちろん3~4ヶ月に1度の定期検診時に毎回レントゲンをとるわけではありません。
それぞれの歯科医院や患者さん一人ひとりの口腔内の状況によっても変わりますが、一般的に大抵半年~2年に1度の頻度でレントゲン撮影が行われています。
定期検診の目的は、虫歯や歯周病といった様々な口腔内トラブルを未然に防ぐことです。
当たり前ですが、口腔内の状況は日々変化していきます。
初期の段階では虫歯は肉眼で判断しきれなかったり、歯石も見えない位置に付着していることもあります。
肉眼や、違和感では患者さん側、歯科医師側も気付かなかったとしても定期的なレントゲンで早期にトラブルを発見、治療することで将来ご自身の歯で生活できる期間が伸びることは事実です。
そして、お子様の場合は特に定期的なレントゲンは大きな意味を持ちます。
それは将来の歯並びに不具合が生じるかどうかが確認ができるからです。
お子様の歯並びが悪くなる一番の原因は顎の骨が小さく、永久歯が生えるスペースが確保できず、ガタガタに歯が並んでしまうことです。
レントゲンにて定期的に顎の骨を確認することで、顎の骨の成長具合が確認できるため、歯並びに問題が出そうであれば早い段階で顎を広げる治療の選択ができます。
定期的なレントゲン撮影は費用がかさむのは事実ですが、必要なことであることは理解していただけたらと思います。
▪️レントゲンによる放射線は大丈夫?

結論、レントゲンによる体への悪影響は心配する必要ありません。
もちろん放射線が全くないというわけではありませんが、歯科医院で使用するレントゲンでは体に悪影響が出るほどの放射線は出ておらず、防護服を着用して撮影するため、人体への悪影響は全くないと言えるでしょう。
そして意外かもしれませんが、歯科医院で行うレントゲン撮影よりも日常的に浴びている日光の方がよほど放射線の数値が高いことが分かっています。
過度に心配する必要はなく、ご自身やお子様の口腔内の健康を維持するためにも誤った情報を鵜呑みにぜず、むやみにレントゲンを避けることはやめましょう。
▪️まとめ

正直言って、費用や放射線の心配でレントゲンを避けたい気持ちはわかります。
もちろんどうしてもレントゲンは撮りたくないという患者さんの要望があれば無理に撮影は行いません。
しかし、患者さんの将来を考えれば定期的なレントゲン撮影は必要であり、歯科医院側が決して無意味に撮影しているわけではないことはご理解して頂けたのであれば幸いです。
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