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歯周再生療法が可能な症例を考えてみる

名古屋市中区栄、高山歯科室、歯周病専門医の高山です。

歯周病にかかっている方はWHOの発表でもわかるように大変多くの方が罹患しています。

では、1964年より高山歯科室で行ってきた歯周再生の適応について考えてみます。

歯周病は放置しておくと、腫れ痛みなどの頻度が多くなります、それは骨の吸収が進みポケットが深くなれば急性症状が起こる間隔が短くなると言うことです。

痛みが酷くてこられる患者さんの多くが歯周病の末期、抜くしかない状態です。

できれば歯の動揺が顕著ではないこと、口腔の清掃の改善に理解して協力的であることは大前提です。

大臼歯(歯根が複数)の場合は骨吸収が進み根分岐部病変が2度を超えない事は適応基準として重要です。

再生治療は大きな効果を期待できますが、全ての症例に適応できるかというと層ではありません。

歯周病

歯周病の進行図



症状が今なくても早期の受診をお勧めします。

また、軽い初期の歯周病では再生療法を行いません、歯肉の退縮などに関しては適応できます。早期に高山歯科室にてご相談ください。