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インプラントのための骨造成手術法

名古屋市中区栄、高山歯科室、歯周病専門医、インプラント専門医の高山です。

インプラント治療を行う上で骨造成手術を行う必要性があるケースは90%以上です。

その理由は歯を失った原因の多くが歯周病であるからです。

特に見た目(審美的)が要求される前歯部では骨造成が必要とされます。

条件がそろっていれば抜歯即時インプラント埋入が骨造成を回避できますが、歯の感染状況によってはできないケースもあります。

骨造成手術の難易度は、水平方向、垂直方向、水平垂直方向の順に上がっていきます。

そのため、移植材料や、移植材を覆う材料、手術方法の診断が必要です。

また、骨造成を回避するためにショートインプラント(短いインプラントで表面積を多くしたタイプ)を使用することもできます。ただ、上部構造が長くなり清掃性は落ちてしまいます。

それぞれの患者さんの治療の希望を聞いて、治療法を考える必要があります。