中程度から高度に進行した歯周病、歯肉退縮の治療において歯周再生治療は有効です。
これらに共通しているのは、歯根表面のセメント質と歯根膜の喪失です。その結果、歯槽骨、歯肉を失っています。
そのため再生治療ではセメント質、歯根膜の再生を促します。
高山歯科室では、1994年から当時はゴアテックス膜を使用したメンブレインテクニックを行って再生していました。
その後はエムドゲイン(エナメルマトリックス蛋白)を利用した再生治療を行っています。原理は異なりますがリグロスも使用しています。

歯周組織再生に使うエナメルマトリックスタンパク質
主力は現在もエムドゲインですが、リグロスは健保適応されているため健康保険での治療が可能です。
歯肉が退縮(下がった)ケースにおいては、エムドゲインを使用しています。
歯周再生治療においては歯周基本治療が終了していることが必要です。また是非を決定する要因は診断と外科手技によって予後が決定されます。
歯周病について心配な方は高山歯科室にご相談ください。ご予約はお電話または、高山歯科室HP,WEB予約にてお取りください。