名古屋インプラントクリニック高山歯科室です。
白い歯は他人へ良い印象を与えることは広く知られており、美容目的で医療ホワイトニングを行う方も多くなっているように思います。
しかし、歯の白さの改善を実現する方法は医療ホワイトニングだけでななく、その方法は多岐に渡ります。
最近では手軽に歯を白くできる商品をSNSなどで紹介されていることも多く、「どの方法を選べばいいかわからない」「本当に白くなる?」など方法が多い分迷っている方は少なくないと思います。
そこで今回は、歯の白さを改善する様々な方法や本当に白くなるのかなど紹介していきます。
▪️歯を白くする方法で悩んでいる方へ
商品が多すぎて悩んでいる方へ結論をお伝えすると、本気で歯を白くしたいのであれば医療ホワイトニング一択です。
歯科医院で提供されているホワイトニングには種類あり、「オフィスホワイトニング」「ホームホワイトニング」「デュアルホワイトニング」の3種類です。
どの程度の白さを目指すかにもよりますが、大抵は一回のホワイトニングでは理想的な白さへ近づくことは難しく、何度か行うことで徐々に白さが理想に近づきます。
歯の白さを確実に早く手に入れたいのであればデュアルホワイトニングがおすすめです。デュアルホワイトニングはオフィスホワイトニングとホームホワイトニングを組み合わせて行う治療になります。
白い歯を目指している方は歯科医院でのホワイトニングを選びましょう。
■医療ホワイトニング以外の方法は?
歯を白くする方法は医療ホワイトニング以外にも様々あります。
歯が白くなるという意味合いは少し違って、歯その物を根本的に白くするのではなく、主に着色汚れを落として、そもそものご自身の歯の色に戻すという方法になります。
・ホワイトニング歯磨き粉
ホワイトニング歯磨き粉は使い続けることで、配合されている研磨剤の効果によって歯の表面の着色汚れを落とし、ご自身の元々の歯の色に戻すことができます。
ホワイトニング歯磨き粉の中には研磨剤無配合のものもありますが、結果は同じで、歯そのものを白くするのではなく、表面の着色を落とし歯の色を戻すだけです。
・重曹で歯を磨く
重曹で歯を磨くと歯が白くなると聞いたことのある方もいると思いますが、これも研磨効果によるもので、歯の着色汚れを落としているだけです。
・歯のマニュキア(ホワイトコート)
こちらは歯科医院で行われる治療と市販の物があります。
歯科専用の白いプラスチックを歯の表面に塗ることで歯を白く見せる治療で、銀歯や差し歯でも白く塗ることができます。
しかし、効果が1~3ヶ月と短かったり、奥歯や噛み合わせ部分には施術できない、ムラができる可能性、剥がれるなどのデメリットがあり、歯そのものを白くする訳ではありません。
市販の物は歯にご自身で根本から先端に向けてさっと塗って乾かすだけです。
効果も短く、歯磨きで剥がれることもあり、ムラが出やすかったりします。
・歯の消しゴム
歯の消しゴムは歯の表面、黄ばみの気になる部分に消しゴムの先端を当てて擦るように汚れを取り除く商品です。
通販サイトなどで簡単に買え、手軽に使用できますが、研磨剤が含まれており、こすり取っているだけなので、結局歯自体を白くしている訳でななりません。
・歯のホワイトニング美容液
歯のホワイトニング美容液は歯の着色汚れや歯垢を除去することができます。
歯のツヤや輝きを与える成分や歯をコーティングして汚れを付着しにくくする成分が配合されている物もありますが、こちらも歯そのものを白くする物ではありません。
・ホワイトニングマウスウォッシュ
マウスウォッシュの中にはホワイトニングと謳う商品もあります。
こちらも着色汚れを落とすだけで歯の色は戻せても根本的に白くすることはでできません。
・LEDホワイトニング
自宅で行えるLEDホワイトニングは色素沈着によって黄ばんだ歯を専用の薬液とLEDライトで黄ばむ前の元々も歯の色に戻すことができます。
LEDホワイトニングは通常サロンで行われていましたが、近年では自宅用が広く販売されています。
・ホワイトニングシート
ホワイトニングシートは歯の表面に貼り付けて使用するフィルム状のセルフホワイトニンググッズで、アメリカでは定番のホワイトニンググッズです。
海外製と日本製では成分が異なっており、海外製の場合は歯を漂白できますが、日本製は表面の汚れを科学的に落とすだけです。
海外製の漂白には歯科医院のホワイトニングでも使用される高濃度の過酸化水素が配合されており、歯自体白くできますが、日本では薬事法によって取り扱いが制限されています。
ネット通販で輸入品が販売されていますが、取り扱いには注意が必要で、日本人と欧米人では歯の質が異なり、日本人向けに作られていないので危険と言うことは十分理解しておきましょう。
・ホワイトニングペン
ホワイトニングペンはペンで歯の表面にジェルを薄く塗って行うセルフホワイトニンググッズで、ホワイトニングシート同様海外製と日本製では成分が異なります。日本製では科学的にはの表面の汚れを落とすだけで、歯自体を白くする効果はありません。こちらも海外製を輸入して入手することはできますが、やはり危険と言うことは理解しておきましょう。
▪️ホワイトニングサロンなら歯は白くできる?
店舗で歯を白くする=歯科医院みたいな医療ホワイトニングが受けられると思われるかもしれませんが、基本的には歯の表面の着色を落し元々の歯の色に戻す施術になります。
すでにお伝えしましたが、歯を白くする成分である過酸化水素は薬事法で取り扱いや濃度も制限されており、歯科医師または歯科医師の指導のもと歯科衛生士が施術を行うことしかできません。
ホワイトニングサロンの中には稀に薬液をご自身で輸入し、ご自身で施術するというシステムで医療ホワイトニングと同じような事を行なっている所があると聞いたことはありますが実態は分かりません。
しかし、過酸化水素は取り扱いを誤ると大き健康被害にも繋がります。
ホワイトニングシートやペンといった海外製の物もそうですが、危険な行為は避けましょう。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
名古屋インプラントクリニック高山歯科室
〒460-0008
愛知県名古屋市中区栄3丁目15-27いちご栄ビル7F
052-242-2213
https://takayamadental.com/
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー