名古屋インプラントクリニック高山歯科室です。
インプラント周囲炎の症状や原因については以前ご紹介しましたが、今回は治療方法や予防方法についてお話ししていきたいと思います。
▪️インプラント周囲炎の治療法は?

インプラント周囲炎になってしまった場合の治療方法は、歯周ポケット内洗浄等して回復を促す(非外科的治療)と、歯茎を切開し、手術を行う(外科的治療)の2種類に分かれます。
ただし、インプラント周囲炎の治療では歯科医院で行う治療だけで改善するのではなく、患者さん側での丁寧なブラッシングや生活習慣の改善も必要になることを理解しておきましょう。
・非外科的治療方法
非外科的治療とは言葉の通り外科的手術を行わずに治療していく方法です。
周囲の歯石除去を行い、歯周ポケット内を洗浄と薬剤の注入、抗生物質の投与を行なって回復を目指します。
ご自身での日々のケアも重要になるため、歯磨き指導や生活指導も行なって行くことになります。
・外科的治療
インプラント周囲炎が進行しており、歯槽骨の吸収が起こっている場合
は外科的治療が行われます。
歯茎を切開し、インプラント体に直接アプローチすることになります。
インプラントの表面の洗浄や殺菌を行いますが、骨吸収が進行している場合は骨の再生治療が必要になる事もあります。
骨の再生が必要な場合、骨移植や骨補填材、メンブレンと言われる幕で覆うなどの治療が行われますが、これらの方法を駆使してもインプラント周囲炎が改善されない場合は残念ながらインプラントを摘出することになります。
▪️インプラント周囲炎にならないためには?

インプラント周囲炎は最悪インプラントが脱落してしまう怖い病気であり、インプラントを行った方には誰でも発症する可能性のある病気です。
しかし、インプラント周囲炎は防げる病気です。過度に怖がる必要はありません。
インプラント周囲炎を予防するには下記の方法を徹底して行いましょう。
1、セルフケアの徹底
インプラント周囲炎の主な原因は歯周病菌です。
歯周病を防ぐには毎日の丁寧なブラッシングが重要になります、歯の表面だけでなく歯と歯の間、歯と歯茎の間を意識してブラッシングを行い、糸ようじや歯間ブラシも活用しましょう。
また、自己流での磨き方では効率よく汚れは落ちません。
必ず歯科医院のブラッシング指導を受け、指導通りに磨くよう努めましょう。
2、定期メンテナンスを怠らない
インプラントを行った方は歯科医院での定期的なメンテナンスが必要不可欠です。
いくらご自身で指導通りのブラッシングができていても落としきれていない汚れは必ず存在します。
定期的なメンテナンスで汚れは徹底的に除去してもらうようにしましょう。
また、ご自身では指導通りのブラッシングができていると思っていても、実際は汚れがあまり落ちていない事もあります。
定期検診の際にちゃんとブラッシングができているか都度チェックしてもらう事も重要になります。
3、生活習慣の改善
生活習慣が原因でインプラント周囲炎に繋がるケースは存在します。
特に喫煙はインプラントにとって非常にリスクの高い習慣になり、インプラント周囲炎発症の2番目に多い原因とも言われています。
喫煙はただちにやめ、難しいようであれば禁煙外来を受診するようにしましょう。
その他では、歯ぎしりや食いしばりもリスクが増すため、改善するようにしましょう。
4、病気のコントロール
特に注意が必要になるのは糖尿病の方です。
糖尿病は高血糖による免疫低下と血流障害を引き起こすため、インプラント周囲炎発症の引き金になってしまいます。
内科主治医の指示にしっかり従って病気のコントロールをする事も重要です。
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