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インプラントに寿命はある?

名古屋市の栄にある高山歯科室です。

インプラントは健康的な歯を残したまま治療が行え、見た目も自然な歯のように美しく保つことができるため、欠損した歯の治療に多くの方が選ぶ治療法です。

欠損した歯に対しての治療は他にもブリッジ、入れ歯といった方法もありますが、インプラントは食事の際の違和感もなく、まるで自分の歯のように噛むことができます。しかし、寿命が来ると再手術する必要があるのか、どのくらい長持ちするのか気になるところではないでしょうか?

そこで今回は、気になるインプラントの寿命について、ブリッジや入れ歯と比較しながらお話ししていきます。

 


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インプラントに寿命はある?

結論からお伝えするとインプラントに寿命は存在します。

インプラント自体に寿命があるわけではないのですが、インプラント体と呼ばれる骨と顎を結合する部品が外れた時に寿命を迎えたことになります。一般的に、インプラントの平均寿命は約1015年とされていますが、定期的なメンテナンスを怠ったり、日々のケアを怠ってしまうことで寿命は短くなり、早期に使えなくなることもあります。

しっかりとルールを守り、丁寧に扱うことで平均的な寿命以上に長持ちするケースも多くあります。

インプラント治療は埋入から10年以上経過しているケースは9割を超えているとも言われており、当院では問題なく30年以上インプラントで食事を楽しんでいる方もいます。

▪️ブリッジと入れ歯の寿命は?

ブリッジの寿命は約78年、入れ歯は45年と言われています。

寿命で見るとインプラントが最も長持ちしますが、ブリッジと入れ歯は外科的手術が必要なく、治療自体の費用もインプラントより抑えられます。

しかし、長期的に見ると寿命が長い分、場合によっては費用が抑えられ、見た目も美しく保てるため、ブリッジや入れ歯と比べて優位性が高いといえます。

▪️インプラントの寿命を伸ばすために

一般的に1015年と長い期間機能を保つことでできるインプラントですが、お伝えしていた通り、ルールをしっかり守ること、患者さんの心がけ次第で寿命を伸ばすことが可能なことを理解しておきましょう。

では、具体的にどのようなことを行う必要があるのか確認していきましょう。

①術後のメンテナンスを定期的に受ける

インプラント治療が終わった際に、歯科医師から術後の注意点と合わせて3ヶ月に1回、最低でも半年に1回はメンテナンスを受けるよう指導されます。インプラントはいくら自然な歯に近いといっても人工物です。いつ何が原因で不調や寿命を迎えることみまるかわかりません。特にインプラント特有の病気、インプラント歯周炎は自覚症状が出にくいため、定期的にメンテナンスを行い口腔内のチェックを怠らないようにしましょう。

※メンテナンスの期間はあくまでも目安であり、口腔内の状況に合わせて臨機応変に対応する必要があります。例えば年4回メンテナンスを行い、出血が見られなければインプラント周囲炎の発症率は1.5%、4回とも出血が見られた場合、2年後に2㎜以上骨がなくなる率は30%というデータもあります。




②歯ぎしり、食いしばりを避ける

インプラントは極端な負荷がかかることに弱く、状況によっては脱落していまう恐れがあります。歯ぎしりや食いしばりのクセがある方は特に注意が必要で、無意識に顎に負担をかけ続けた結果、突然インプラントが脱落してしまったなんてこともあります。

歯ぎしりや食いしばりのひどい方は歯科医師と相談の上、マウスピースの使用をおすすめします。

 

③禁煙・全身の健康管理

喫煙に関してはインプラント治療を受ける前に歯科医師から指導があると思います。喫煙によって、インプラントと骨の接合に要する時間が長くかかることや、術後の維持が難しくなることがわかっています。

喫煙による他の病気も指摘されているため、喫煙外来と同時並行で治療を行う方も多くいます。

治療を受ける前から禁煙に取り組み、最低でも12ヶ月前には禁煙を開始しましょう。


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まとめ

いかがだったでしょうか?

インプラントは非常に寿命が長く、自然な噛み心地と美しい見た目を蘇らせる治療であると言えますが、メンテナンスなどを怠ることで、寿命を縮めてしまったり、口腔内トラブルの原因になってしまうことがわかっていただけたかと思います。

インプラント治療を検討されている方は、費用や見た目だけに捉われず、術後のことも考慮して検討してみてください。

当院のインプラント治療についてはこちら▶︎▶︎▶︎