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インプラント治療後悔する前に知っておくべきトラブルについて

名古屋市栄にある高山歯科室です。

インプラント治療後の様々なトラブルによって、やらなければよかったと後悔されている方は少なからずいます。インプラント治療は定期的なメンテナンスが重要です。なぜ後悔することになるのか、よくあるトラブルと回避方法についてご紹介します。

 

▪️インプラントやらなきゃよかったと後悔した事例

 

インプラント治療は費用が高く外科手術も必要になるため、手軽に行える治療ではありません。歯科医師としっかり相談を重ね、治療を行なったとしても後悔するケースはあります。

では実際どのような事例があるのか見て行きましょう。

 

①インプラント治療を失敗した

インプラントは人工歯根を顎骨に埋入する手術が必要になります。インプラントを顎骨に埋めるには方向や角度を適切に入れなければならず、事前にさまざまな検査を行ない治療計画をたてます。しかしこの治療計画にミスがあるとインプラントと骨がうまくくっつかず、痛み・麻痺・出血などを引き起こします。

 

②骨とインプラントがしっかりくっつかなかった

上記で述べたインプラントを埋める方向や角度どによって骨とインプラントがしっかりくっつかいない以外にも喫煙習慣による原因も挙げられます。喫煙はインプラント術後の歯肉の治りを遅らせたり、抵抗力を弱らせる作用もあるため、喫煙を我慢できない方には向かない治療といえます。

 

③上顎洞にインプラントが入り込んだ

上顎骨上部には上顎洞(副鼻腔)と呼ばれる骨の空洞があります。特に上の奥歯は上顎洞のすぐ下に存在し、元々も骨が薄くなっています。インプラントが突き抜けてこの上顎洞に入り込んだ場合は蓄膿症や副鼻腔炎のような症状を起こす可能性があります。

サイナスリフトやソケットリフトなどの計画的に上顎洞に入れ込んでいる場合は問題ありません。しかし、計画的に治療を行なったとしてもトラブルが起きる可能性もあります。

 

④インプラント周囲炎になった

インプラント歯周炎とはインプラントの歯周病のことで、インプラントが入っている方は誰にでも起こり得る病気です。日々のブラッシングや定期的なメンテナンスを怠ることで細菌感染を起こし進行して行きます。インプラント歯周炎はインプラント周囲の骨を溶かすので、骨がインプラント自体を支えられなくなってしまします。

 

⑤インプラントの被せ物が早期に外れてしまった

インプラントの被せ物が外れてしまったという相談は少からずあります。2ピースタイプのインプラントを使用している場合に比較的多く、連結しているネジが緩んでしまい被せ物が外れる場合があります。その他では噛み合わせが悪く、インプラントに負担がかかってしまい外れるケース、何かトラブルが起きた時すぐに被せ物が取れる強さで装着しておく場合もあり、患者さんとのコミュニケーション不足でしっかり噛みたい患者さんと意見が食い違ったりなんてこともあります。

※2ピースタイプとはインプラントとアバットメントをネジで連結するタイプで、装着する部品が2つある物のことです。

 

⑥痺れや腫れ、痛みが続く

稀ではありますが、インプラント術後に痺れや痛みが長く続いた事例もあります。通常であれば術後23日ほどが痺れ、腫れ、痛みのピークであり、一週間もすれば治ります。2週間以上続く場合は細菌感染を起こしている可能性があり、術後の衛生管理ができていなかったり、喫煙・飲酒が原因で引き起こされている可能性があります。その他では、手術の際に下歯槽神経を傷つけてしまった場合に痺れや麻痺といった症状が出ます。

 

⑦インプラントの被せ物が出っ歯に見える

天然の歯と同様の見た目に近づけれると言われているインプラントですが、歯を支えている骨や歯肉の状態によっては歯が長く見えてしまう場合があったり、前歯のインプラントで埋め込む方向や角度によって出っ歯に見える。その他、被せ物自体の厚みや形によって出っ歯に見えるなどトラブルの原因になっています。

 

⑧トラブルに対応できる歯科医院が見つからない

例えば、インプラント治療を行なった歯科医院が閉院した場合や引越しなどで転院しなければならなくなった場合などに当てはまります。

特に閉院した場合は、治療を受けた時の情報やインプラントメーカー・製品情報がわからない時は対応を断られてしまうケースがあります。

また、インプラントメーカーが判明してもマイナーなインプラントメーカーの製品であれば、取り扱い医院が限られており、対応できる歯科医院がなかなか見つからない事もあります。

その他にもインプラント治療には保証制度が設定されている歯科医院もあります。保証の内容は歯科医院によって異なり、多くの場合別の歯科医院では保証対象外になることもあります。

 

▪️インプラントで後悔しないために

インプラント治療で後悔されている方は少からず存在します。しかし、インプラント自体が原因ではなく、歯科医師と患者さんのコミュニケーション不足や、日々のケアや定期メンテナンスの怠り、術後の注意点を疎かにすることでトラブルが起こりやすい傾向にあるように思います。もちろん歯科医師の知識や技術もトラブルに関係してくることは事実です。

一つ言えるのは精密検査をしっかり実施してくれることはもちろん、インプラント治療について詳しく説明してくれたり、患者さんが理想とする状態を一番に考え、インプラント治療以外の選択肢も考慮してくれるなど、信頼関係の築ける歯科医院を選びましょう。

また、歯科医師とのコニュニケーション不足による食い違いを避けるため、ある程度ご自身でインプラントについての知識を持つこと、気になることは率先して質問すること、不安なときはセカンドオピニオンも視野に入れましょう。

インプラントの相談は当院でも行なっています。お気軽にご相談下さい。

 

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