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インプラント治療を行う最適な時期とは

こんにちは。 名古屋市中区栄にある高山歯科室 院長の高山です。

インプラントは歯が無い場合の治療法ですので早期に行う事がお勧めです。

  1. 根がほとんど無くなり、根の周りに病変などが無い場合、できるだけ早期に抜歯即時インプラント(抜歯とインプラント埋入を同時に行う治療)
  2. 歯周病、根尖病変などの慢性炎症があり、骨に硬化像が見られる場合、抜歯を行い骨が正常化してから骨造成術、インプラントを行う。この場合骨造成と埋入が同時で行えるかどうかは診断が必要です。
  3. 抜歯後の骨造成、インプラント埋入は抜歯後骨が吸収していくので早い時期に行った方がいいですが、粘膜の治癒に6週間かかりますので、6週間後に行うのが望ましいです。

 以上でいえることは、歯を抜いた際、唇側、頬側の骨は3週間で6mm吸収すると言われていますので抜歯後インプラント治療は早期に行う方が遊離だと言うことです。

また、歯周病、根尖病変を長期にわたり放置して抜歯を行った際は、骨の量、質ともに不利となり、大規模な骨造成手術も伴い手術難易度も大きくなります。また、非常に骨造成手術を困難とするのは他科での骨造成、インプラントの失敗に対してのリカバリー手術です。このことは粘膜が瘢痕化している事が難易度を格段に上昇させます。
高山歯科室
歯科医師
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