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無歯顎(総義歯)のインプラント治療方法

名古屋市中区栄、高山歯科室、歯周病専門医の高山です。

無歯顎(歯が多数無くなって、総義歯あるいは大きな部分的な入れ歯を入れている状態)の患者さんのインプラント治療を説明します。

大きくは二つに分類されます。

1.インプラント・オーバーデンチャー(少数のインプラントで入れ歯を支える)

2.ボーンアンカードブリッジ(少数のインプラントでブリッジをインプラントで固定する)

それぞれ同じインプラントを使用して、上部構造(入れ歯かブリッジを交換することが可能です。インプラントの本数を増加したりアタッチメントを装着する必要はあります)

では、それぞれの利点・欠点を説明します。

1.インプラント・オーバーデンチャーの利点・欠点
  利点:インプラントの本数が少なくてすみ費用が少ない。
     本数が少ないため外科手術が小規模ですむ。
  欠点:入れ歯はしっかり固定できるが取り外し式。

2ボーンアンカードブリッジの利点・欠点
  利点:固定式のため咀嚼効率が良く、発音がしやすい。
  欠点:1.よりは上部構造の費用、インプラントの費用が大きい。
     1.よりは最低必要インプラント本数は多い。